2024年4月8日の北米縦断皆既日食迫る

いよいよ北米縦断皆既日食(2024年4月8日)が近づいてきました. コロナ禍でこのサイトもすっかり休眠状態が続き,今回の日食の紹介はどうしようかと迷っていたのですが,日食ツアーも再開されるようになってきましたので,簡単に紹介させていただくことにしました.

今回はアメリカ本土も皆既帯が縦断することもあって,多くの日食中継が発信される予定です.

今回も,アストロアーツ様が,その他の中継や,日食中継のあるテレビのニュースの紹介もしてくださっています.
2017年以来,7年ぶりに北米大陸を,今度は縦断していく皆既日食.どんな光景を見せてくれるのか,楽しみです.

2023年4月20日の金環-皆既日食

コロナ禍が続く中,2023年4月20日の金環-皆既日食 がありました.現地で観測できた幸運な日食ファンは少かったことでしょうが,それだけに,ある天文雑誌で述べられているように「観測に成功すれば貴重な資料」になったことでしょう!

4月20日11時30分(日本時間)からの以下のライブ配信が注目です.

アストロアーツ様は,
も紹介してくださっています.
貴重な観測・観察の時間を割いてまで,私たちのために配信してくださる方々に,この場を借りて厚く御礼申し上げます.

各種天文雑誌には特集記事が掲載されています.

2021年12月4日の南極皆既日食

いよいよ,南極皆既日食 です.現在の世界の状況,アクセス性,現地の自然環境などの難点があるところ,アストロアーツ様が日食中継のシミュレーションをしてくださいました.

南極皆既日食(2021年12月4日)シミュレーション

実際の観測ではありませんが,行った気になりましょう!

NASAが Web中継 をしてくださいました.

NASAの南極皆既日食 Web中継

こちらもおすすめです.

AO VIVO: Eclipse Solar Total (DEZEMBRO 2021)


[Live Streaming] SOLAR ECLIPSE in ANTARTICA | Gerhana Matahari Apa Terlihat?

2020年12月14日:南太平洋~南米~南大西洋 皆既日食情報:ライブ中継映像あり!

2020年12月14日の南太平洋・南米・大西洋で起こる皆既日食.いよいよ日本時間で今晩です!今回は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大のために,日本からツアーが軒並み催行中止,個人旅行での遠征も難しかったため,今晩の日食中継に期待がかかりました.

今回のライブ中継の情報は,アストロアーツ社さんがいち早く提供してくださり,おかげさまで,海外4社のライブ中継にスムーズに接続できました.

↓ ↓ ↓
アストロアーツ:皆既日食(チリ,アルゼンチン)情報

CosmoSapiens からの日食中継 は,アルゼンチンの Neuquin province からの配信.解説はありませんが,太陽の画像が常時,アップで映っています.

timeanddate.com からの日食中継 は,アルゼンチンの El Condor や Piedra del Aquila,Valcheta など各地の映像を,リレー式に紹介されました.時々,絶妙なタイミングで入る解説がまたいいです.
Piedra del Aquila での美しいダイヤモンドリングを観た後,Sierra Colorada での第2接触前から第3接触直後までを,時折,通りすぎる薄雲にビクビクしながら,数々の天然のフィルター越しに皆既日食を観察.ハラハラ・ドキドキの連続の臨場感あふれるライブです.

Instituto de Astrofísica UC からの日食中継 は,チリの Volcano Villarrica の美しい光景の変化を映し出すべく設置されたライブカメラでの配信でしたが,残念ながら濃霧だったようです.それでも,たぶん現地の人々はコガネ色につつまれた異様な色彩が変化していく幻想的な光景を堪能できたはずですが,写真ではちょっとわかりにくいようです.ここは想像力を働かせるしかありません.

今回は天候に恵まれなかったところも多く,それだけに日食の一コマを撮影した写真や映像は貴重です.現地在住の方々で,観察準備も含めて皆既日食当日に安全に観察・観測が可能だった方がおられましたら,当日の様子を YouTube などに配信してくださいましたら,多くの人が助かるかと思います.くれぐれも,ご自身の安全を最優先していただき,決してご無理をなさらないよう,可能な範囲でお願いできれば幸いです.

2020年6月21日(日):日食中継にも注目!(金環日食ですが,日本国内では部分日食)

次の皆既日食が待ち遠しい中,6月21日に金環日食(国内では部分日食)がありました.現在の国内外の諸事情により,軒並みツアーが中止.でも,多くの日食中継が行われました.

今回の日食中継で注目すべきは,金環帯内から生中継された

ウェザーニュースの日食中継

ですが,その他にも, で日食中継のページで紹介されています.

今回は梅雨の真っただ中での日食で,特に日本国内では悪条件でしたが,皆既日食ファンには貴重な体験になったのかもしれません.皆既日食遠征に出かけて,突然の霧など,想定外の高湿度に見舞われることはよくあります.実際,2017年8月21日の皆既日食(マドラス)では,早朝,一部の地域で霧が発生し,日食撮影のセッティングをしていて戸惑った方も多かったと思います.霧が発生したということは高湿度.撮影機器の結露など,さまざまな問題が多発します.乾燥気候でも発生するのですから,世界中,どこで発生してもおかしくはありません.今回の日食は,そのような事態を想定するための貴重な経験となったことでしょう.

2019年12月26日(木):金環日食速報

まずは,グアムで撮影された,ウェザーニュースからの速報が2つあります.
一つは,

日食特別番組

です.適度に解説が入っています.
もう一つは,
ライブカメラ

の映像と音楽です.少しだけ,観測地の音声も入っていて,時々,現地の臨場感を味わえます.

個人的に面白いと思ったのが,AFP BBニュース の,

金環日食、中東から東南アジアで観測

という作品です.静止画ですが,木々の間からの雲間のゴールドリングや,前を鳥が横切る瞬間など,各地の感動的な瞬間が伝わってきます.

ところで,多くのツアーが着目していた,アブダビ近郊での「砂漠を照らすゴールドリングの朝日」はどうだったのでしょうか?

今回の金環日食・部分日食については,天文雑誌( 天文ガイド 2020年 1月号 特大号 別冊付録付 [雑誌]月刊星ナビ 2019年12月号 [雑誌] )にも日食情報,観察・撮影ガイドが載っていました.

2019年南太平洋~南米皆既日食★多様な観察テーマに期待!!

2019年7月2日,南米(チリ,アルゼンチン)で,2017年のアメリカ横断皆既日食以来,約2年ぶりとなる皆既日食が見られました.

今回は極小期のコロナ,ベイリービーズなどが美しく,本影錐,シャドーバンドがはっきりと認められた観測地もありました.その様子や皆既中の風景が,天文雑誌( 天文ガイド 2019年 10月号 [雑誌]月刊星ナビ 2019年10月号天文ガイド 2019年 9月号 [雑誌]月刊星ナビ 2019年9月号 [雑誌] ) に速報されています.

また,ネット上にも多くの方が写真や動画を投稿してくださいました.まずは,私が最も感動した映像を紹介します!アナハタ ラボ【anahata lab】さんの作品です.
場所はブエノスアイレス近郊のロボスの北30km.日没直前の皆既日食を見事に捉えた映像です.

沈む黒い太陽 https://www.youtube.com/watch?v=_GEsUhkEe-8

宇宙,太陽,月,地球,そして人生.大切なものは何か?!
いろいろと考えさせられる名作です.

次に,速報の写真から.

「南緯125度16分、西経21度11分の南太平洋のピースボート船上で観測された皆既日食=現地時間2日午前10時35分(日本時間3日午前3時35分)、磯貝美輝さん撮影」 の写真が,朝日新聞デジタルの速報記事に掲載されていました.
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20190703001243.html

まだ皆既日食が南米大陸に上陸する2時間も前ですが,すでに南太平洋上では感動の時間が流れていました.
水平線上の光景とそれを映し出す海面がどのように見えたのかも気になるところです.

次は,ニュース速報の動画です.

「南米で「皆既日食」ダイヤモンドリングも - TeNYテレビ新潟他多数」
https://www.teny.co.jp/nnn/news162134361.html

撮影地は,チリのラセレナの海岸です. 簡単な解説付で,ハイライトシーンのみですが,周囲の観測者の状況やインタビューまであって,短時間ながら楽しめます.
ダイヤモンドリングはもちろん,本影錐や水平線付近の色の変化にも注目です.そして,第3接触(皆既日食の終わり)の瞬間のダイヤモンドリングの時に,鳥が前を横切る瞬間が見られるという幸運のおまけ付です.

動画をもう一つ,紹介しましょう.

AFP BB NEWS の,欧州南天文台からの映像です.
「動画:南米チリやアルゼンチンなどで皆既日食、天文ショーに観光客集う 瞬間の映像」
https://www.afpbb.com/articles/-/3233418

コロナやダイヤモンドリングだけではなく,天文台からの風景が皆既の時間中にどのように変化するか,にも注目です.
そして,注目は天文台をシルエットにバックの空で展開される皆既日食ならではの感動的な瞬間の数々.
天文という同じテーマが重なり合うだけに,引きつけられる何かがあるようです.

今回も,前回のアメリカ横断皆既日食の時も多くの日食ファンを楽しませてくれた NASA から日食中継が行われました.

国内のメディアでは, ウェザーニュースアストロアーツLIVE ECLIPSE に日食中継に関する記事があったので,今後,なんらかの形で視聴できないか,期待が集まります.

個人で撮影された方で,YouTube などに作品を公開をしてくださった方に厚く御礼申し上げます.またとない感動の瞬間をみんなで共有できることは日食ファン全員の貴重な財産であり,本当に重宝しています.すべての作品を紹介することはできなかったのが残念ですが,今後も皆既日食を楽しみつつ,すばらしい光景を共有していければと思います.

南米まで遠征された方は,無事,皆既日食を観察できたでしょうか?早めに準備を始めること,パスポートやESTAなどの申請,持ち物の確認,観測や撮影のスケジュールと予行練習などを,A3などの大きな紙に準備リストを書き出して,一つ一つチェックしていくようにお話ししましたが,たぶん,遠い過去のように感じておられることでしょう.現在は,そのチェックリストがいつかまた,近い将来,使うような確信をお持ちかもしれません.今回の感動が次回につなげられれば,と思います.

今回の皆既日食遠征の最大のポイントとなる防寒対策はいかがでしたでしょうか.南半球の冬季の皆既日食観測なのに,出発前の日本では夏だっただけに,防寒対策の実感がわかず,現地に着いて戸惑われた方も多いかもしれません.たとえば,結露対策.暖かい部屋や車内から持ち出した観測機器がまわりの温度に順応するまで,どのようにすればよいかなど,冬季の天体観測を思い出しつつ,皆既の2分間が最良のコンディションになるように準備を進められたことでしょう!

(2019南米皆既日食ツアーに関する情報は,南米皆既日食ツアー情報 のページに移動いたしました.)

2017年アメリカ皆既日食★その決定的瞬間と感動!!

2017年8月21日のアメリカ大陸横断皆既日食からあっと言う間に約1年半.早くも次の皆既日食が迫る中,私の体験を,皆既日食体験記:2017年8月21日(マドラス)で公開しています.今後の皆既日食遠征を計画されている方は参考にしていただければと思います.特に,クライマックスにさしかかる「第2接触へのカウントダウン」の回想録と,皆既中の証言である最終回の「マドラスの輝き☆感動の瞬間よ永遠に!」は読んでいただきたいです!
(他の方が撮影してくださった各地の皆既日食の様子は,アメリカ主要都市 のページから各地の紹介ページ,各紹介動画とたどって楽しめます.また,11月号の天文雑誌( 天文ガイド2017年11月号月刊星ナビ 2017年11月号 ),12月号の天文雑誌( 天文ガイド2017年12月号月刊星ナビ 2017年12月号 ) にも,あっ,と驚くようなすばらしい写真が満載です.)

速報!!★アメリカ合衆国オレゴン州
マドラスで見られた皆既食中の黒い太陽とコロナ

2017年8月21日10時20分(現地時間),NikonD40+Zoom-Nikor 70-300mm:300mm,ISO400,f8,1/125sec


私も初めて阪急交通社主催のアメリカ皆既日食観測ツアーに参加させていただき,アメリカ合衆国オレゴン州マドラスで,みごとな黒い太陽とコロナを観察することができました.

今回は彩層とプロミネンスがくっきりと見えました.特に,右上の大きなプロミネンスには注目です.

2017年8月21日10時21分(現地時間),NikonD40+Zoom-Nikor 70-300mm:300mm,ISO400,f8,1/4000sec

やがて,再び太陽の一部が現れ,ダイヤモンドリングの輝きとなります.

2017年8月21日10時21分(現地時間),NikonD40+Zoom-Nikor 70-300mm:300mm,ISO400,f8,1/4000sec

上記の写真は画像処理はしていませんが,画像処理をして肉眼での印象に近い画像を再現するための方法は,「 月刊星ナビ 2017年11月号月刊星ナビ 2017年12月号 」で特集されています.

私は動画は撮影していなかったのですが,私と同じ観測地で私の近くで動画を撮影されていた方の動画がアップされていましたので紹介させていただきます.

↓ ↓ ↓
皆既日食の光景

皆既日食の全天

地平線付近の色彩の変化,本影錐にも着目してください.そして,何よりも観測地の雰囲気や臨場感が生き生きと表現されているのが最高です(すみません,タイトルは私が勝手に付けさせていただきました).

さらに,拡大した動画もありました.皆既中の太陽の縁の変化に着目です.

↓ ↓ ↓
皆既中の黒い太陽の拡大動画

なお,マドラスでの皆既日食の写真や動画のうち,TOPページで紹介できなかったものは,マドラスのページ に掲載させていただきました.

わずか2分間の出来事でしたが,皆既食中の神秘的で幻想的な光景!いつか,またどこかで見たいものです.

早くも,2017年10月号の天文雑誌でもアメリカ皆既日食の速報がされていました.

天文ガイド 2017年 10 月号
流線状のコロナの拡大画像の他,彩層とプロミネンスの拡大画像,日食の連続写真などが注目です. 撮影地は,アイダホ州レクスバーグ,ワイオミング州リバートン,キャスパー,オレゴン州コーバリスなど.

月刊星ナビ 2017年10月号
流線状のコロナの拡大画像の他,皆既日食ハイライト,ダイヤモンドリング前後の彩層とプロミネンス,360度の夕焼けに色づいた川辺の風景などが注目です. 撮影地は,アイダホ州レクスバーグ,ワイオミング州リバートン,グランドティトン国立公園など.

(日食中継に関する記事は,皆既日食中継 のページに移動しました.)
(アメリカ皆既日食で募集され,本サイトのTOPページで紹介させていただいたツアーに関しては,アメリカ皆既日食ツアー のページに移動しました.)
(「皆既日食遠征までの観察準備を完璧にするための情報群について」と称した天文雑誌の記事の紹介は,天文雑誌等の記事 のページに移動しました.)

(ご案内:2016年インドネシア皆既日食,2015年北大西洋皆既日食,2013年のアフリカ等金環皆既日食の記事,2012年のオーストラリア北部皆既日食の情報・速報記事は,「過去の皆既日食情報」のページのサブメニューへ移動しました.)

皆既日食に関連するその他の記事

2012年の金星の太陽面通過は皆既日食以上にめずらしい現象(ちなみに,次回は105年後です)なので,もうしばらく,写真をアップしたままにしておきますね.

2012年の感動2
金星の太陽面通過

金星の太陽面通過前半 金星の太陽面通過の最大食付近
金星の太陽面通過中の写真です.日食グラスを使うと肉眼でもくっきりと,太陽の表面にほくろのように金星が見えました.先月の金環日食を思い出しますが,今度は月の代わりに金星が太陽の前を通過したわけです.太陽,金星,地球と一直線に並ぶのが感動的ですね.

金星の太陽面通過の第3接触 金星の太陽面通過の第3接触後の部分食
皆既日食の第3接触と同じように,金星の太陽面通過の第3接触の感動的な瞬間を捉えようとしましたが,ちょうど第3接触の時に雲に邪魔されてしまいました.ようやく雲から太陽が出て写真が取れたのは第3接触から3分ほど過ぎてからでした.でも,これはこれで,太陽の周辺の減光との関係で面白いですね.
また,皆既日食や金環日食後の部分食に相当する段階もおもしろいです.

2012年の感動1
金環日食の瞬間と木漏れ日

金環日食の瞬間
2012年5月21日7時30分30秒☆京都で金環日食が見えました!お天気は薄曇り.写真ではシャープな像が得られなかったですが,肉眼ではなんとかリングのつながる感動的な瞬間を見ることができました.ベイリービーズはちょっとわかりにくかったです.一瞬,それらしいのは確認できたような気がしましたが...また次に皆既日食や金環日食を見る機会があれば注目です.

木漏れ日
意外とおもしろいのが木漏れ日です.皆既日食の時と同様,金環食の瞬間が近づくと風が強くなってきましたのでなかなかシャッターチャンスがなかったのですが,ピタリと風が止まる瞬間がありました.2012年11月14日のケアンズなどのオーストラリア北部皆既日食でもおもしろい撮影に挑戦された方もいらっしゃると思います.手軽にできる撮影なので,次回の日食のときに挑戦してみてください.

ただ,残念ながら厚い雲に覆われて観察できなかった方もいらっしゃるようです.そこで,見えなかった方のためのニュース動画をいろいろと探してみました.晴天に恵まれた地方の方も,一味違った金環日食ということで,お楽しみください.

和歌山県串本町での金環日食の動画
国立天文台三鷹 金環日食映像

今度は皆既日食が見たいですね!

注目!
6月6日の金星の太陽面通過,11月14のケアンズ皆既日食ツアー情報☆
各種天文雑誌が特集で紹介

天文ガイド 2012年 06月号 [雑誌]

月刊 星ナビ 2012年 06月号 [雑誌]

皆既日食も金環日食と同様,何百年に1回.太陽と月と地球が一直線に並ぶ感動的な瞬間が楽しみです.ご存知の通り,月と太陽の見かけの大きさの違いで,皆既日食になるときと金環日食になるときがあるのです.本当に偶然ですが,このような多彩な自然を楽しめたのは本当にラッキーです!

皆既日食ではなかったものの,金環日食や金星の太陽面通過は写真撮影の構図としてもおもしろかったです.将来の皆既日食の観察の練習という意味でも注目してよかったと思います.でもやっぱり,皆既日食が見たいですね!

(ご案内:2010年の皆既日食の情報は,「過去の皆既日食情報」のページのサブメニューへ移動しました.)

古代史ロマンと皆既日食

邪馬台国と卑弥呼の謎を解く鍵が意外と,皆既日食にあるのかもしれません.天文ガイドの3月号と4月号に,ヒミコの日食の謎についての記述がありました.天文ファンはもちろん,考古学ファンも必見です.

九州説:天文ガイド 2012年 03月号 [雑誌]

大和説:天文ガイド 2012年 04月号 [雑誌]

皆既日食観察準備:皆既日食を楽しく安全に見るために のご案内

皆既日食当日までに観察に必要な基礎知識と必需品,グッズなどを準備するために,ごく初歩的な内容から天体観測の中級者向けの内容までの情報をまとめました.

皆既日食を観測するには,周到な準備と情報収集,必要不可欠な基礎知識の習得が必要です。観察準備に直接,間接にかかわる情報収集,事前の予習に,このサイトを活用していただければ,と思います.

皆既日食は,国内では2035年までありません.できることなら海外へ行って皆既日食をこの目で見てみたい,日食だけではなく,月食も見たい,と興味がつきません.日食は太陽や月のことをよく知るチャンスだと思います.

皆既日食とは?:観察に必要な基礎知識を習得しよう

皆既日食を含めた日食が起こる理由が理解でき,当日の観察や観測に役立つことを目的としています.階層が深いページには,やや詳しい内容を説明しています.

見逃せない瞬間:皆既日食の魅力と観察のコツ

皆既日食の観察において,魅力的な瞬間を紹介します.それぞれの現象のメカニズムや観察のコツなどに関しても,可能な限り述べるようにしました.一通り理解して,各自の観測地の事情などに合わせて,観察項目を厳選しましょう.

必需品/グッズ:目の安全や充実した観察・観測のための物品類の準備について

目の安全のために日食観察に絶対に必要な日食グラスと,あれば便利な各種のグッズを紹介しています.いずれも目の安全には充分注意して選定しましょう.注文の殺到が予測されますので早めの確保を!

皆既日食おすすめの本:皆既日食関係図書のリスト

皆既日食の観察において特におすすめの書籍類を,私が読んだ本の中から厳選して紹介しています.本の概要の簡単な紹介とともに,詳細ページでは,私の感想や批評も述べています.

関連リンク:チェックしておきたい皆既日食情報

膨大なインターネットの情報の中から,私がよく利用しているサイトを厳選して紹介しています.

2009年7月22日の皆既日食

以下の天文雑誌には,昨年7月22日の皆既日食の速報記事やレポート(報告記事)が載っています.
  天文ガイド(2009年10月号):各地の皆既日食レポート
  月刊 星ナビ(2009年10月号):陸海空7・22皆既日食報告 特に,悪天候時の撮影方法の記事は注目!
  天文ガイド(2009年09月号):今世紀最長の皆既日食
  月刊星ナビ(2009年09月号):駆け抜ける月の影