2019南米皆既日食ツアー
ツアーは,残席が少なくなったり,キャンセル待ちとなるツアーがあったものの,今回は直前まで募集中のコースもあったようです.直前に申し込まれた方は特に,渡航の準備や当日のスケジュールの再確認など,忙しい毎日を過ごされたことと思います.
そして,今回,天候などの諸事情により,皆既日食を観察できなかった方.これにめげずに,またのチャレンジをお願いします.次回,良い天候にめぐまれますように!!!
日本旅行☆日食セミナー・観測地下見・充実した観光・スイートルームに3連泊
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皆既の中心線に近いラ・イゲラ近郊を観測地に選定.日食ナビゲーターとして大川拓也氏が全行程同行し,ツアー中も宇宙や日食に関する質問等,気軽にお話しいただけます.南天の星空鑑賞,南米の各地をゆったりと巡る観光など,一生の思い出となる旅とのことでしょう.さらに,晴天率抜群の観測地なのに不測の天候不良に備えて臨機応変に場所移動できる「日食ハンティングバス」の用意まで.私が思うには,日食ビギナーの方や海外旅行ビギナーの方にも自信を持っておすすめできるツアーです.
阪急交通社☆魅力の6コース(全コース日食セミナー付)
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チリ皆既日食ツアーでは3コースとも,晴天率が高く,理想的な条件がそろったビクーニャのホテルの屋上から皆既日食を観測するツアー!同時に多彩なテーマでの観測が可能となることからも期待ですね.
アルゼンチン皆既日食ツアーでは,晴天率が高く,西が広く見渡せるパンパデルキュラ(ラスフローレス近郊),メルロのメルロプラネタリウムの展望台を観測地として選定.コンパクトに巡る7日間にするか,アルマ望遠鏡見学など盛りだくさんの8~12日間か.多彩なテーマでの観光とセットで南米の大自然を存分に満喫です!
申し込みは先着順でした.
JTB☆ラ・セレナで皆既日食観測+南米3カ国周遊9日間
2件表示されます.
いずれも,一部ビジネスクラス利用のため,長時間のフライトでもゆっくりとくつろげる旅です.皆既日食本番に備えて体力を温存しつつ,観光も楽しむところが特徴.
申し込みは先着順でした.
クラブツーリズム☆1月23日(水)10時発売開始
- コース番号 20170-841 皆既日食観測6日間弾丸ツアー☆日食観測セミナー付
- コース番号 21175-841 皆既日食観測とアタカマ滞在の10日間☆日食観測セミナー付
アンデス地方の高原で観測

天文雑誌
月刊星ナビ 2019年3月号
には,気象状況を考えながら観測候補地を選定するヒントが掲載されています.特に,海流や気圧配置,風の吹き方などによる雲の発生メカニズムは参考になります.また,
天文ガイド 2019年2月号
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月刊星ナビ 2019年2月号
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月刊星ナビ 2018年9月号 [雑誌]
にも,南米皆既日食情報がまとめられていました.
(2/22に一部表記を改めました(「山岳地帯」→「高原地帯」).実際には雲量が少ない地域なのに,「山岳」という文字列から誤解が生じる可能性があることを考慮したものです.)
なお,JG株式会社ジャパングレイスが企画する PEACE BOAT グランドクルーズで船上からの皆既日食観測が発表・募集され,2019年4月に出航し,世界各地をクルージング後に,今回の皆既日食観測です.広く募集されたツアーでは貴重な船上観測となりましたので,船上からどんな景観が見られたのか,楽しみです.